年取ってから支出が増えるのは厳しいとの声(2022/10/1)
10月に入って一斉に各医療機関で、「後期高齢者医療の窓口負担の見直しについてのお知らせ」の掲示が行われ、高齢者の中から驚きの声が上がっています。令和4年10月1日から令和7年9月30日までは激変緩和措置があるとはいえども、当事者にとっては衝撃的な出来事です。そもそも医療保険制度の歴史は高齢になるにつれて医療費は安くなるものでした。それが逆に高齢になって医療費が高くなるかもしれないなどとは、とんでもないことです。年金生活者にとっては死活問題です。窓口負担割合が2割となるのは、世帯内の被保険者に住民税課税所得が28万円以上の方がいる世帯で、かつ、世帯内の被保険者が一人の場合は年金収入とその他合計所得金額が200万円以上の方、被保険者が二人以上の場合は年金収入とその他合計所得金額の全員の合計が320万円以上の方です。若者も女性も高齢者も障害者も生きづらい世の中になってきました。黙っていたら生きていけない世の中です。国は、税金や各種保険料は無慈悲に徴収します。それこそマイナンバー制度を導入してまで徹底して搾り取るのです。しかし、給付については黙っていたら何も出ません。どんなに困っていようとも国の方から手を差し伸べることはありません。障害年金も同じです。請求しない限りもらえません。病気や怪我で障害を持った方は障害年金を請求することが出来ます。堂々と請求しましょう。
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