日々思うこと

50年前への螺旋的回帰(2024/8/13)

大学時代のことを思い出すたび、私は19歳の頃の自分に立ち返る。大学2年目は特に楽しい日々だった。非日常の場と自己否定の論理の中で、私たちは日々、何かが起こることを期待しながら過ごしていた。大学の講義が中止になることもあり、何が起こるかわからない毎日だったが、それが私たちの心を燃え立たせた。

学生寮では毎晩、社会、政治、文学、演劇などについて激論を交わしていた。70年代の若者たちは、何かを起こそうとしていた層だった。私たちは、自分たちの手で社会を変えることができると信じていた。その信念は、私たちにとっての原動力であり、希望であった。

あの時代は、私たちにとって特別な時間であり、今の私を形作る重要な要素だった。議論を重ねる中で、私は自分自身を見つめ直し、新しい価値観を見出すことができた。人間の本来的な力は、自分を超えて成長し、変化を受け入れる力にあると信じている。

大学時代に得た経験と友情は、私にとってかけがえのない財産だ。あの頃の情熱と希望を胸に抱きながら、私はこれからも自分の道を歩んでいきたいと思う。

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